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| 大阪府の郷土料理、「あかねこ」を味つけ表にしました。 蒸したもち米と小麦粉をついてできたもちに、砂糖ときな粉をまぶしたものです。「半夏生(はげっしょ)もち」とも言います。小麦粉が入っているため、もち米だけで作ったもちよりも粘りが少なく、サクサクした食感を楽しめます。 半夏生とは、夏至から数えて11日目の7月2日頃から7月7日頃までのことをいいます。農家はこの頃に田植えを済ませるので、田植え前に収穫した小麦と、昨年収穫したもち米で「あかねこ」を作り、田植えが終わったことへの感謝と、豊作への祈りをこめて食するならわしがありました。 当時の自家製の小麦粉は、皮ごと粉に挽いていたため褐色でした。そのためもちが褐色になり、できあがったもちの見た目が「猫の丸い背中」に似ていたことから、「あかねこ」と呼ばれるようになったといいます。 ぜひ試してみてください! |
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♡レシピはこちら(オリジナルサイト) |
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![]() 出典:農林水産省「うちの郷土料理」 画像提供元 : 『おおさかの郷土料理集~行事食と食文化の伝承』 (公益財団法人大阪府学校給食会) |
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