ちょぼ汁(ちょぼじる)
兵庫県
 
兵庫県の郷土料理、「ちょぼ汁(ちょぼじる)」を味つけ表にしました。
どろっとしただし汁に、団子とささげ豆、ズイキが入っている「ちょぼ汁」は、江戸時代から続く淡路島の伝統的な郷土料理です。お汁粉に似ていますが甘くはありません。
具のささげ豆ともち粉の団子は栄養価が高く、ズイキは古い血をくだし血液をきれいにする作用があると言われ、産後の乳の出を良くするために嫁に食べさせたり、母親が出産後の娘の体力回復のために作る習慣がありました。鍋にたくさん作り、出産のお祝いに集まった親戚や近所にも振る舞います。また、子どものお宮参りの際にも作り、親戚や知人に配る習慣があります。
ちょぼ汁の名前の由来は、子どもがかわいいおちょぼ口になるようにとの願いを込めたところからついたといいます。汁の中に入れる団子は、女の子が生まれたら真ん中をへこませるかまん丸にする、男の子だったら先をとがらせ、子どもの健やかな成長を願います。
ぜひ試してみてください!

兵庫県の郷土料理 ちょぼ汁(ちょぼじる)の味つけ

レシピはこちら(オリジナルサイト)


ちょぼ汁(ちょぼじる) 兵庫県の郷土料理
出典:農林水産省「うちの郷土料理」

 
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